専門学校から入職してから早6年。
女性社会に身を置くこと6年間。些末なトラブルはあったものの比較的穏やかに、いや順風満帆な日々を送ることができている。
自分でいうのもおこがましいが女性社会の中でもうまく立ち回れているという自覚はある。
裏でヒソヒソと陰口を言われていることもあると思うが、基本的に自分の耳に入らなければモーマンタイな性格なので、その点においては好き嫌いがはっきりとしてしまう男社会とは違って、自分はもともと女性社会には向いてる性質なのかもしれない。

女性社会で生きていくにあたって、「否定をしない」ということが非常に重要となってくる。
いや、女性社会というよりも看護師社会といったほうが適当か。
女性看護師というものは、世間一般的にイメージとしては「白衣の天使」「優しい」といったものが連想されるのではないだろうか。

だが、そうではないのだ。
専門時代から感じていたものは入職し確信へと変わった。
女性看護師は須らく「気が強い」のだ。
どんな穏やかな女性でも一転看護師社会に身を置くことで年月をかけて気が強くなっていく。
一見外面は穏やかに見える人であっても会話の節々から気が強いことを実感できるであろう。

話を戻すと「否定しない」ということが重要になってくるが、上記の女性看護師の性格を鑑みると当然のことと言える。
相手の意見を否定しないというのは当然のこととして、
自分が悪くない出来事であっても注意をされれば否定することなく即座に謝罪することも、これもまた看護師社会で生き抜くにあたって当然のことである。
そこで反論しようものならば袋叩きにあうのは火を見るよりも明らかである。

相手の意見に同調し、注意されたことを反論することなく即座に謝罪する。

これは女性看護師社会を生き抜くにあたって必要不可欠な要素である。
「相手の意見に同調」という部分を捕捉すると、
ただ単に相手の考えを否定せず同調するという意味合いも大きくあるが、
その他にも、病棟スタッフの大半が嫌っている特定のスタッフの悪口に同調してあげるということも非常に大きなポイントとなるのだ。

女性というものは他人の悪口は蜜の味といわんばかりに悪口を言う。
1日に1回は他人の悪口を言わなければ死んでしまうのだ。
男性という身でありながら、その悪口に同調してさしあげることは非常にプラス方向に作用するのだ。

他に細かい注意点もある訳ではあるが、大まかに言えばこの2点に留意し日々を生きていけばゴミムシのように嫌われることは余程ないのだ。

昨今の医療現場、後期高齢者は増加の一途を辿っている。
それに伴い男性看護師の需要は増していく。
最低限の礼節、上記2点の注意点を網羅していれば何も怖いことはありません。
看護を志す男性諸君、お待ちしています。

空白の5年

2018年2月12日
5年の間にいろいろあった。
ここでいう5年間は、専門学校2年生から社会人3年目の現在に至るまでの期間を言うのです。

専門2年に至るまで。
高校時代、暗黒の青春を送っており(漆黒と言っても過言ではないか)、人生を半ば諦めてヤケになって男の身でありながら看護の専門学校へ入学し、一転周囲の人たちに恵まれて楽しい専門ライフを送り、楽しさの絶頂が専門2年。

女友達ばかりで心は満たされてしまい、彼女ができることはなかった。
無論、男女間の友情など成立する訳はなく、専門時代何人かを好きになった。
だが、決して感情を口にすることはなかった。心の中に気持ちを留め、育み、諦める。という自己完結のダンディズム。ダンディズムなのだろうか。

気持ちを表に出せない理由としては女性社会であるということが大きな要因の一つといえるだろう。
女性という生き物は大なり小なり噂話というものを好む習性がある。
仮に告白したところで噂は早かれ遅かれ、いや大抵の場合仲良しグループネットワークを通じて末端まで情報が行き渡るのが自明の理であろう。
そうなれば3年間同じメンバーで過ごすこの環境では一歩を踏み出す勇気がなかなか出ないものである。
環境的要因はそんなところであるが、僕個人の要因としてはもともとドが付くレベルの奥手であるということも要因の一つとしては外せないであろう。
ここでいっちまえばLOST童貞であったであろう場面を幾度となく無駄にしてきた折り紙付きの奥手童貞である。

そんな僕でもどうにも好きで好きで大好きな同級生がいたことがあった。

実習グループが同じであったという些細な繋がりから少しずつ惹かれていった。
あるときその実習メンバーで遊園地に行くことになった。
フリーフォールに乗ることになり、人数の都合から2人:2人に分かれることに。
僕と意中の子でフリーフォールに乗ることになった。
どきどきしていた。
フリーフォールにどきどきしていた訳ではない。左隣のぬくもりにである。
左隣から声が聞こえた。
「怖いから手握らせてもらってもいい?」
僕ら二人を乗せた鉄の塊がシステムで定められた軌道を描いて落ちていくと同時に、
僕はフリーフォールの速度を追い越さんばかりのスピードで

恋に落ちたのであった。



なんだこのクソSS


その子には専門時代唯一告白した。
普通にフラれた。

当時ラーメン屋めぐりに没頭していたので、一押しのラーメン屋へ一緒に行って
その子がお手洗いに立った瞬間にお会計を済ませた。
お店のおばちゃんには
「こんなことできる子今どきいないよ。あなたあの子狙ってるの?頑張ってね。」
と熱いエールをいただいた。

だが、前述した通りであるが、僕はフラれたのである。
おばちゃん、こんな形で報告することにあります、ごめんなさい。
俺、フラれたよー。


少し疲れたので区切ることとする。
話は尽きない。



ノシ ←やっぱ懐かしい

久しく

2018年2月12日
遡ること5年。
僕はこのサービスを利用し、恐るべき亀更新ではありながらも日記を続けていた。

「久々に日記でも書きてぇなぁ。」

そう思った僕はこのサイトをふと開いた。
当然数年間開いてすらいなかったサイトにログインし続けている訳などない。
5年という期間は、体感としてはあっという間ではあったが、
こうして過去に利用していたサイトのパスワードを忘れ、メールアドレスすら分からない現状を以って初めて5年の長さ、重みを感じた。
なので今回新たにアカウントを作成しこうして文章を打っている次第なのです。

以前のアカウントは中学3年から専門学校2年くらいまで一応ではあるが続けていた訳であるが、見返してみると面白い。
自分の今あるアイデンティティは過去の積み重ねの上にあるものなのだなぁと実感させられる内容だった。

たまに糞つまらない受け狙いの日記もあったが、その手記から感じられる試行錯誤している様が可愛くも愛おしく中学生の自分を抱きしめたくなった。
好きな子からバレンタインチョコもらってはしゃいでる日記もあった。死にたくなった。
専門時代、酒の席で大ゲンカした友達と和解できないまま冬休みに入ってしまいもやもやした日々を送っている日記もあった。あれはつらかった。

とまぁ過去の日記を読み漁るのもなかなかに乙なものでありました。

以前のアカウントから現アカウントに至るまでの空白の5年の出来事でも書こうと思ったけど、だるくなってきたのでやめます。
カルテ記載時くらいしかタイピングする機会がないので、
タイピング=カルテ記載=仕事=うつだしのう
の方程式が出来上がってしまっているので、僕自身あまり長文を打つのは向かない体にされてしまったようです。傷物にされて、もうお嫁にいけないわ。

また気が向けば文章を打とうと思う次第です。

夜中のテンションで何となく作った自分のスペース。
また気が向けば書きに来ようと思います。

そうかレビューとかもできるんだったな。
またレビューとかも書こう。自己満だけど。

ノシ ←懐かしい

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